【Unity入門】Textオブジェクトで文字を表示する方法

2021年11月18日

Gameビューに好きな文字を表示することができます。

やり方はTextというオブジェクトをCanvasの上に配置するだけです。

実際にやってみる

準備

それでは、実際に文字を表示させてみましょう。

まずは、以前作成した、『Unity Basics』というプロジェクトを開いてください。

『Unity Basics』を開いたら、文字を表示させるシーンを作りましょう。

Scenesフォルダの中に作成します。

ProjectウィンドウでScenesフォルダを選択しましょう。

選択した状態で『+』ボタンを押しましょう。

色々と出てくるので、『Scene』をクリックしましょう。

すると、Scenesフォルダの中に新しくSceneが作成されます。

Sceneの名前を『Text』に変更しておきましょう。

今回は『Text』の中でやっていきたいので、Sceneを移動します。

『Text』をダブルクリックしましょう。

すると、Sceceを移動することができます。

Hierarchyウィンドウを見ると、現在のSceneが『Text』に変わっていますね。

文字を表示してみる

それでは、実際に文字を表示していきましょう。

今回は『Score: 500』という文字を表示してみようと思います。

TextはCanvasの子階層に配置します。

なので、まずはCanvasを作りましょう。

Hierarchyウィンドウで『+』ボタンを押してください。

色々と出てくるので、UI > Canvasと押していきます。

すると、Canvasが作成されます。

作ったCanvasの子階層にTextを配置しましょう。

HierarchyウィンドウでCanvasを選択した状態で、『+』ボタンを押してください。

色々と出てくるので、UI > Textと押していきます。

すると、Canvasの子階層にTextを配置することができましたね。

Gameビューを見てみると、確かに配置されているのが分かりますね。

文字を大きくする

配置されているのですが、文字の大きさが小さいですね。

文字を大きくしてみましょう。

HierarchyウィンドウでTextオブジェクトを選択してください。

InspectorウィンドウにTextコンポーネントの、

Characterの中に

Font Sizeという項目があります。

この値を変更すると、文字の大きさを変更することができます。

初期値では値が『14』になっています。

この値を試しに『24』にしてみましょう。

この状態でGameビューを見てみると、少しだけ文字が大きくなっていますね。

もう少し大きくしてみましょう。

Font Sizeを『80』にしてください。

Gameビューを見てみると、今度は消えてしまいましたね。

これは、Font Size80は現在のTextオブジェクトのサイズでは収まりきらないためです。

現在のTextオブジェクトのサイズを確認してみましょう。

HierarchyウィンドウででTextを選択しましょう。

選択した状態で、InspectorウィンドウをみるとRect Transformというコンポーネントが追加されているのが分かります。

このコンポーネントはUIなど平面のオブジェクトに追加されるコンポーネントです。

3Dオブジェクトに追加されていたTransformコンポーネントの2D版という認識で良いと思います。

ちなみに『Rect』というのは『Rectangle』つまり『長方形』の略のことです。

Rect Transformコンポーネントが追加されたオブジェクトは長方形で表されるため、このような名前になっているのだと思います。

2DオブジェクトのサイズはRect TransformコンポーネントのWidthとHeightで表されます。

横幅がWidth

縦幅がHeightですね。

今回はオブジェクト自体のサイズを大きくしたいので、Widthを『450』、

Heightを『230』に変更しましょう。

このように変更すると、Font Sizeがオブジェクト自体のサイズに収まりきるため、Gameビューに表示されるようになります。

これで、文字を大きくすることができました。

文字を変更する

次に文字を変更してみましょう。

なんでも良いのですが、今回は『Score: 500』と表示してみましょう。

Textの内容を決めているのはTextコンポーネントの

Textの値です。

初期値ではNew Textとなっているため、

Gameビューにはそのように表示されています。

今回は『Score: 500』と表示したいので、TextコンポーネントのTextの値を『Score: 500』と書き換えましょう。

このように書き換えると、Gameビューには『Score: 500』という文字が表示されるようになりますね。

文字を太くする

ついでに文字を太くしておきましょう。

文字の太さを決めるのはTextコンポーネントの

Charactorの

Font Styleという値です。

初期値ではNormalになっています。

ここの値を『Bold』に変更してみましょう。

変更した後にGameビューで確認してみると、文字が太くなっているのが分かりますね。

このようにして、文字を表示することができます。