【Unity入門】foreachで配列の要素の反復処理をする方法
この記事の目次
foreachとは
foreachとは配列の要素の反復処理を行うものです。
指定した配列の全ての要素に処理を加えられます。
foreachは
foreach (型 変数 in 配列) { 処理 } |
と記述します。
実際に使ってみる
準備
それでは、foreachを使ってみましょう。
まずは、以前作成した、『C# Basics』というプロジェクトを開いてください。
『C# Basics』を開いたら、foreachを使うシーンを作りましょう。
Scenesフォルダの中に作成します。
ProjectウィンドウでScenesフォルダを選択しましょう。
選択した状態で『+』ボタンを押しましょう。
色々と出てくるので、『Scene』をクリックしましょう。
すると、Scenesフォルダの中に新しくSceneが作成されます。
Sceneの名前を『Foreach』に変更しておきましょう。
今回は『Foreach』の中で配列を作りたいので、Sceneを移動します。
『Foreach』をダブルクリックしましょう。
すると、Sceceを移動することができます。
Hierarchyウィンドウを見ると、現在のSceneが『Foreach』に変わっていますね。
次にforeachを使うためのスクリプトを作っておきましょう。
Scriptsフォルダを選択してください。
選択した状態で『+』ボタンを押しましょう。
色々と出てくるので『C# Scripts』を選択します。
すると、新しくスクリプトが作成されます。
名前が確定してしまう前に『ForeachScript』と変更します。
名前を変更したら、スクリプトを編集していきましょう。
ForeachScriptをダブルクリックしてください。
すると、VIsual Studioが起動して、ForeachScriptを編集できるようになります。
スクリプトはScene上にあるオブジェクトに追加することで呼び出されるので、適当に追加しておきましょう。
ForeachScriptをMain Cameraにドラッグ&ドロップします。
すると、Main CameraにForeachScriptが追加されます。
foreachを使ってみる
それでは、実際にforeachを使ってみましょう。
今回は、1 ~ 5までの数値が格納された配列を作って、その要素をコンソールに出力してみようと思います。
まずは1 ~ 5までの数値が格納された配列を作りましょう。
Start関数の中に
int[] numbers = { 1, 2, 3, 4, 5 }; |
と記述します。
コードについて説明しておきましょう。
このコードは、int型の配列
numbersを作って、
初期値として1 ~ 5までの数値を格納するという内容です。
次にforeachを使って、この配列の要素を全てコンソールに出力してみましょう。
先ほどの記述の下に
foreach(int number in numbers) { Debug.Log(number); } |
と記述しましょう。
コードについて説明しておきます。
foreachを使うと、
ループするたびに『in』の
後ろの要素が取り出されます。
今回だと、numbersという
配列の要素が取り出されます。
取り出された要素は、ループするたびにint型の変数numberに格納され
Debug.Logでコンソールに出力します。
一回目のループでは配列の最初の要素である1が
numberに格納され、
Debug.Logでコンソールに1と出力される。
2回目のループでは次の要素である2が
numberに格納され、
Debug.Logでコンソールに2と出力される。
といった繰り返しが配列の最後の要素、今回であれば5まで続きます。
この状態で再生すると、1 ~ 5までの数字が順にコンソールに出力されるずです。
実際にそうなるのか再生して確かめてみましょう。
スクリプトを保存してUnityエディタに戻りましょう。
Unityエディタに戻ったら、再生ボタンを押しましょう。
コンソールが小さいので、拡大しましょう。
コンソールをクリックします。
すると、予想通りコンソールには1 ~ 5までの数字が順に出力されていますね。
このようにforeachを使えば、配列の要素の反復処理を行うことができます。