【Unity入門】C#で初期値のある配列を作る方法

2021年10月8日

配列とは

配列とは複数の値を格納できるデータ構造のことです。

配列は初期値がある場合は、

[] 配列名 = { 要素1, 要素2, 要素3};

といったように記述します。

実際に使ってみる

準備

それでは、定数を使ってみましょう。

まずは、以前作成した、『C# Basics』というプロジェクトを開いてください。

『C# Basics』を開いたら、配列を作るシーンを作りましょう。

Scenesフォルダの中に作成します。

ProjectウィンドウでScenesフォルダを選択しましょう。

選択した状態で『+』ボタンを押しましょう。

色々と出てくるので、『Scene』をクリックしましょう。

すると、Scenesフォルダの中に新しくSceneが作成されます。

Sceneの名前を『Array』に変更しておきましょう。

今回は『Array』の中で配列を作りたいので、Sceneを移動します。

『Array』をダブルクリックしましょう。

すると、Sceceを移動することができます。

Hierarchyウィンドウを見ると、現在のSceneが『Array』に変わっていますね。

次に配列を作るためのスクリプトを作っておきましょう。

Scriptsフォルダを選択してください。

選択した状態で『+』ボタンを押しましょう。

色々と出てくるので『C# Scripts』を選択します。

すると、新しくスクリプトが作成されます。

名前が確定してしまう前に『ArrayScript』と変更します。

名前を変更したら、スクリプトを編集していきましょう。

ArrayScriptをダブルクリックしてください。

すると、VIsual Studioが起動して、ArrayScriptを編集できるようになります。

スクリプトはScene上にあるオブジェクトに追加することで呼び出されるので、適当に追加しておきましょう。

ArrayScriptをMain Cameraにドラッグ&ドロップします。

すると、Main CameraにArrayScriptが追加されます。

配列を作ってみる

それでは、実際に配列を作ってみましょう。

今回は、文字列型の配列を作って、複数の文字列を格納してみようと思います。

Start関数の上に

string[] sports = { “サッカー”, “テニス”, “バスケ” };

と記述します。

コードについて説明していきましょう。

まず、配列の値一つ一つは要素と呼ばれ、それぞれ番号がついています。

その番号のことを要素番号と呼びます。

要素番号は『 0 』から始まり、『1, 2, 3…』と順につけられていきます。

今回の場合だとサッカーが『 0 』。

テニスが『 1 』。

バスケが『 2 』。

といったように要素番号が割り当てられます。

配列から値を取り出したいときは要素番号を使って、

配列名[要素番号]

と記述します。

試しに変数『sports』から『テニス』を取り出してコンソールに出力してみましょう。

テニスの要素番号は『 1 』なので、Start関数に

Debug.Log(sports[1]);

と記述しましょう。

この状態で実行してみましょう。

スクリプトを保存して、Unityエディタに戻ってください。

Unityエディタに戻ったら、再生ボタンを押しましょう。

すると、予想通りコンソールには『テニス』と表示されますね。

このように、配列を使えば、複数の値を格納することができます。

配列の要素の数を取得

配列の要素を取得することができます。

やり方は、

配列名.Length

と記述するだけです。

それでは、実際に配列の要素を取得していきましょう。

今回は、先ほど作った配列sportsの要素数を取得してみようと思います。

Start関数の中に

Debug.Log(sports.Length);

と記述しましょう。

コードについて説明しておきましょう。

このコードは、Lengthを使って

配列sportsの

要素数を取得するという内容です。

配列sportsの要素はサッカー、テニス、バスケの3つなので、

要素数は3です。

要素数を取得したら、Debug.Logで

コンソールに出力します。

この状態で再生すると、3とコンソールに出力されるはずです。

実際に再生してみましょう。

スクリプトを保存してUnityエディタに戻ってください。

Unityエディタに戻ったら、再生ボタンを押してみましょう。

すると、予想通りコンソールには『3』と出力されましたね。

このようにLengthを使えば、配列の要素数を取得できます。