【Unity入門】C#で初期値のある配列を作る方法
この記事の目次
配列とは
配列とは複数の値を格納できるデータ構造のことです。
配列は初期値がある場合は、
型[] 配列名 = { 要素1, 要素2, 要素3}; |
といったように記述します。
実際に使ってみる
準備
それでは、定数を使ってみましょう。
まずは、以前作成した、『C# Basics』というプロジェクトを開いてください。
『C# Basics』を開いたら、配列を作るシーンを作りましょう。
Scenesフォルダの中に作成します。
ProjectウィンドウでScenesフォルダを選択しましょう。
選択した状態で『+』ボタンを押しましょう。
色々と出てくるので、『Scene』をクリックしましょう。
すると、Scenesフォルダの中に新しくSceneが作成されます。
Sceneの名前を『Array』に変更しておきましょう。
今回は『Array』の中で配列を作りたいので、Sceneを移動します。
『Array』をダブルクリックしましょう。
すると、Sceceを移動することができます。
Hierarchyウィンドウを見ると、現在のSceneが『Array』に変わっていますね。
次に配列を作るためのスクリプトを作っておきましょう。
Scriptsフォルダを選択してください。
選択した状態で『+』ボタンを押しましょう。
色々と出てくるので『C# Scripts』を選択します。
すると、新しくスクリプトが作成されます。
名前が確定してしまう前に『ArrayScript』と変更します。
名前を変更したら、スクリプトを編集していきましょう。
ArrayScriptをダブルクリックしてください。
すると、VIsual Studioが起動して、ArrayScriptを編集できるようになります。
スクリプトはScene上にあるオブジェクトに追加することで呼び出されるので、適当に追加しておきましょう。
ArrayScriptをMain Cameraにドラッグ&ドロップします。
すると、Main CameraにArrayScriptが追加されます。
配列を作ってみる
それでは、実際に配列を作ってみましょう。
今回は、文字列型の配列を作って、複数の文字列を格納してみようと思います。
Start関数の上に
string[] sports = { “サッカー”, “テニス”, “バスケ” }; |
と記述します。
コードについて説明していきましょう。
まず、配列の値一つ一つは要素と呼ばれ、それぞれ番号がついています。
その番号のことを要素番号と呼びます。
要素番号は『 0 』から始まり、『1, 2, 3…』と順につけられていきます。
今回の場合だとサッカーが『 0 』。
テニスが『 1 』。
バスケが『 2 』。
といったように要素番号が割り当てられます。
配列から値を取り出したいときは要素番号を使って、
配列名[要素番号] |
と記述します。
試しに変数『sports』から『テニス』を取り出してコンソールに出力してみましょう。
テニスの要素番号は『 1 』なので、Start関数に
Debug.Log(sports[1]); |
と記述しましょう。
この状態で実行してみましょう。
スクリプトを保存して、Unityエディタに戻ってください。
Unityエディタに戻ったら、再生ボタンを押しましょう。
すると、予想通りコンソールには『テニス』と表示されますね。
このように、配列を使えば、複数の値を格納することができます。
配列の要素の数を取得
配列の要素を取得することができます。
やり方は、
配列名.Length |
と記述するだけです。
それでは、実際に配列の要素を取得していきましょう。
今回は、先ほど作った配列sportsの要素数を取得してみようと思います。
Start関数の中に
Debug.Log(sports.Length); |
と記述しましょう。
コードについて説明しておきましょう。
このコードは、Lengthを使って
配列sportsの
要素数を取得するという内容です。
配列sportsの要素はサッカー、テニス、バスケの3つなので、
要素数は3です。
要素数を取得したら、Debug.Logで
コンソールに出力します。
この状態で再生すると、3とコンソールに出力されるはずです。
実際に再生してみましょう。
スクリプトを保存してUnityエディタに戻ってください。
Unityエディタに戻ったら、再生ボタンを押してみましょう。
すると、予想通りコンソールには『3』と出力されましたね。
このようにLengthを使えば、配列の要素数を取得できます。