【Swift入門】Xcodeのインストールと使い方まとめ

2020年11月18日

iOSアプリを作るにはXcodeを使います。

Xcodeについて簡単に説明した後に実際にインストールして、使ってみましょう。

Xcodeとは?

XcodeとはAppleが作ったアプリ開発ツールのことです。

iPhone、mac、iPad、Apple WatchなどApple製品に対応したアプリを作ることができます。

Xcodeを使えば、アプリの見た目を作ったり、コーディング 、デバッグ、アプリのシュミレーションなどができます。

Xcode上でアプリを作るときはObjective-C、Swiftなどの言語を使いますが、2020年現在Objective-Cで開発が行われることはほとんどなく、Swiftが主流です。

2019年にはSwiftUIというSwiftを使って簡単に見た目が作れるフレームワークが導入され、アプリ開発がより簡単になりました。

簡単にXcodeの説明をしたところで、実際にインストールしていきましょう。

Xcodeをインストール

それでは実際にXcodeをインストールしていきましょう。

macでApple Storeにアクセスしてください。

検索窓に『Xcode』と入力して、

検索してください。

するとXcodeが見つかるはずです。

何らかのインストールボタンがあるはずなので、クリックしましょう。

するとインストールが始まるはずです。

インストールされるまでしばらく待ちましょう。

Xcodeはサイズがとても大きいのでインストールに時間がかかりますが、そのうち終わるので気長に待ちましょう。

インストールが終わったらXcodeを開いてみましょう。

するとこのような画面が表示されるはずです。

項目が三つあるのでそれぞれ説明していきましょう。

まず『Get started with a playground』

これはPlaygroundを使うための項目です。

PlaygroundとはSwiftの練習ができるツールです。

ちょっとしたプログラムを試してみたいときに使います。

次に『Create a new Xcode project』

これは実際にアプリを作るときに使います。

三つの中で一番使う項目です。

iPhone, ipad, Mac, Apple Watch, Apple TVなど様々なApple製品のアプリを作ることができます。

最後に『Clone an existing project』。

これはGithubなどにある人の作ったプロジェクトをコピー(Clone)する項目です。

Xcodeを使ってみる

Xcodeをインストールし、簡単に説明したところで、実際に使ってみましょう。

今回は最初ということで簡単なiOSアプリを作ってみようと思います。

Xcodeを開いてください。

今回はiOSアプリを作りたいので、『Create a new Xcode project』を押しましょう。

するとテンプレートを選ぶように言われます。

テンプレートを選んでいきましょう。

まずosはiOSを選択します。

次に今回はシンプルなViewの数が一つだけのアプリを作るので、『Single View App』を選択しましょう。

osがiOS、テンプレートが『Single View App』であることを確認したら『Next』を押しましょう。

するとプロジェクトの名前などプロジェクトに関するいくつかのことを入力する画面になります。

まずは名前を入力しましょう。

『Product Name』にプロジェクトにつける名前を入力します。

名前は何でも良いのですが、今回は『FirstApp』とします。

次に『Team』は実機テストなどのときに必要になりますが、今回はやらないので『None』のままにしておきましょう。

『Organization Name』にはアプリ作成もととなる組織名を入れます。

個人開発の場合は適当に自分の名前などを入れましょう。

『Organization Identifier』にはアプリを作る組織または個人のIDを入れます。

他の団体または個人と被らないIDを指定する必要がありますが、アプリを公開しない場合は特に関係ないので適当に入力しておきましょう。

『Bundle Identifier』はアプリの識別に使われます。

Organization NameとProduct Nameの値を用いて自動で決まります。

次に『Language』はアプリを作るのに使うプログラミング言語を指定します。

言語はSwiftかObjective-Cのどちらかを指定するのですが、今回はSwiftを指定します。

『User Interface』はアプリの見た目を作るのにどのような仕組みを使うのか指定します。

SwiftUIとStoryBoardのどちらかを指定するのですが、今回はSwiftUIを指定します。

『Use Core Data』はデータを保存する仕組みの一つであるCore Dataを使うか指定します。

今回はCore Dataを使わないのでチェックを入れないでおきます。

最後に『Include Unit Tests』と『Include UI Tests』ですがこれらはテストに関する項目です。

今回はチェックを入れないでおきましょう。

必要な項目の入力が終わったら『Next』を押しましょう。

するとプロジェクトを作る場所が聞かれるので適当に指定して、『Create』ボタンを押しましょう。

しばらくするとプロジェクトが作られてこのような画面が開かれるはずです。

右側に『No Selection』と出ている場合は見にくいので、しまっておきましょう。

このボタンを押すと

しまうことができます。

この状態でアプリがどのような見た目になっているのか確認してみましょう。

現在開いているファイルがContentView.Swiftであることを確認したら、

右上にある『Resume』を押しましょう。

『Resume』が表示されていない場合は、このボタンを押した後に、

『Canvas』を押すことで

Resumeが表示されます。

Resumeを押したら現在開かれているコードのプレビューが表示されます。

詳しい説明は後ほど行いますが、初期状態ではText(“Hello, World!”)と記述されているので、

プレビュー には『Hello, World!』と表示されています。

今回は試しに『Hello, World!』という文字列を変えて『Hello, SwiftUI!』と表示されるようにしてみましょう。

やり方は、『Hello, World!』の『World』を

を消して

代わりに『SwiftUI』と書き込みましょう。

記述した結果、Textはこのようになっていれば良いです。

Text(“Hello, SwiftUI!”)

Textの内容を変更したら、それに伴ってプレビューの内容も代わります。

プレビュー には『Hello, SwiftUI!』と表示されているはずです。

簡単にではありますが、Xcodeを使ってみることができましたね。

次はプログラミング言語Swiftの基本的な文法を学んでいきましょう。