【Swift入門】配列の追加やアクセス方法など
配列とは複数の値を格納できるデータ構造のことです。
変数や定数は配列にすることができます。
やり方は変数や定数に格納する値を『 [ ] 』で囲むだけです。
var 変数名 = [要素1, 要素2, 要素3…] |
と記述します。
実際に配列を作ってみましょう。
新しくPlaygroundを作って空にしましょう。
この記事の目次
配列の基本
文字列型の配列を作って、複数の文字列を格納してみようと思います。
var sports = [“サッカー”, “テニス”, “バスケ”] |
と記述します。
コードについて説明していきましょう。
まず、配列の値一つ一つは要素と呼ばれ、それぞれ番号がついています。
その番号のことを要素番号と呼びます。
要素番号は『 0 』から始まり、『1, 2, 3…』と順につけられていきます。
今回の場合だとサッカーが『 0 』。
テニスが『 1 』。
バスケが『 2 』。
といったように要素番号が割り当てられます。
配列から値を取り出したいときは要素番号を使って、
変数名[要素番号] |
と記述します。
試しに変数『sports』から『テニス』を取り出してコンソールに出力してみましょう。
テニスの要素番号は『 1 』なので
print(sports[1]) |
と記述しましょう。
この状態で実行してみます。
実行ボタンを押してください。
実行してみると『テニス』とコンソールに出力できていますね。
配列に要素を追加
次に、配列に要素を追加してみましょう。
要素を追加するには、
配列.append(追加する要素) |
と記述します。
実際に要素を追加してみましょう。
配列sportsに新しく『卓球』を追加してみようと思います。
sports.append(“卓球”) |
と記述しましょう。
これでString型の配列『sports』に『卓球』が追加されます。
『sports』の中身をコンソールに出力して確かめてみましょう。
print(sports) |
と記述し、実行ボタンを押します。
コンソールを見てみると配列に『卓球』が追加されているのがわかりますね。
空の配列
次に空の配列を作ってみましょう。
空の配列を作るには、
var 変数名 = [配列の型]() |
と記述します。
実際に空の配列を作ってみましょう。
今回作る空の配列はemptyArrayという名前でString型にします。
var emptyArray = [String]() |
と記述します。
実際に中身が空なのかコンソールに出力して確認してみましょう。
print(emptyArray) |
と記述しましょう。
コードを記述したら実行します。
実行ボタンを押してください。
コンソールを見てみると、ちゃんと空の配列ができていますね。