【Unity入門】矢印キーで水平方向の入力をしてみる
矢印キーで水平方向の入力をすることができます。
そのためには、
Input.GetAxis(“Horizontal”) |
という関数を使います。
この関数は、-1から1までの数値をとります。
矢印キーを押していないときは数値は『0』です。
左側の矢印キーを押しているときは、数値が減少していき、ずっと押していると『-1』に至ります。
右側の矢印キーを押しているときは、数値が増加していき、ずっと押していると『1』に至ります。
この記事の目次
実際にやってみる
準備
それでは、実際に矢印キーで水平方向の入力をしてみましょう。
まずは、以前作成した、『Unity Basics』というプロジェクトを開いてください。
『Unity Basics』を開いたら、矢印キーで水平方向の入力をするシーンを作りましょう。
Scenesフォルダの中に作成します。
ProjectウィンドウでScenesフォルダを選択しましょう。
選択した状態で『+』ボタンを押しましょう。
色々と出てくるので、
『Scene』をクリックしましょう。
すると、Scenesフォルダの中に
新しくSceneが作成されます。
Sceneの名前を『Horizontal Input』に変更しておきましょう。
今回は『Horizontal Input』の中で矢印キーで水平方向の入力を行いたいので、Sceneを移動します。
『Horizontal Input』をダブルクリックしましょう。
すると、Sceceを移動することができます。
Hierarchyウィンドウを見ると、現在のSceneが『Horizontal Inpupt』に変わっていますね。
次に矢印キーで水平方向の入力を行うためのスクリプトを作りましょう。
Scriptsフォルダを選択してください。
選択した状態で『+』ボタンを押しましょう。
色々と出てくるので『C# Scripts』を選択します。
すると、新しくスクリプトが作成されます。
名前が確定してしまう前に『HorizontalInput』と変更しましょう。
名前を変更したら、スクリプトを編集していきましょう。
HorizontalInputをダブルクリックしてください。
すると、VIsual Studioが起動して、HorizontalInputを編集できるようになります。
矢印キーで水平方向の入力をしてみる
それでは、実際に矢印キーで水平方向の入力をしてみましょう。
今回は、
Input.GetAxis(“Horizontal”) |
の数値をコンソールに出力してみようと思います。
Update関数の中に
float horizotalValue = Input.GetAxis(“Horizontal”); Debug.Log(horizotalValue); |
と記述しましょう。
コードについて説明しておきましょう。
このコードでは、まず小数を格納できるfloat型の
horizontalValueという変数を作って、
Input.GetAxis(“Horizontal”)の
値を格納しています。
次に、格納された値をDebug.Log()で
コンソールに出力するという内容です。
この状態で実行すると、何もボタンを押していないときは『0』。
右の矢印キーを押している間は『1』に近づいていき、左の矢印キーを押している間は『-1』に近づいていくはずです。
実際にそうなるのか、実行して確かめてみましょう。
スクリプトを保存して、Unityエディタに戻りましょう。
実行する前にスクリプト「horizontalInput』を『Main Camera』にドラッグ&ドロップしましょう。
すると、Main Cameraにhorizontal Inputが追加されます。
この状態で再生ボタンを押しましょう。
すると、矢印キーを押していないときは『0』が出力されます。
右側の矢印キーを長押ししてみましょう。
すると、徐々に増えていって、最終的には『1』に至りますね。
数値が増えていかない場合は、Gameビューをクリックした後に矢印キーを押してみてください。
矢印キーを押し終わったら、もう一度再生ボタンを押して、再生を停止しておきましょう。
右の矢印キーを押したことでどのように数値が変化していったのか確認するために、コンソールを拡大してみましょう。
コンソールをクリックしてください。
拡大されたコンソールを見てみると、最初の状態では『0』ですが、
数値が段々と増えていき、
最終的には『1』に至りますね。
同じようにして左の矢印キーを押したときにどのように数値が変わるのか見てみましょう。
再生ボタンを押してください。
再生されたら、左の矢印キーを押し続けましょう。
すると、コンソールに『-1』と出力されます。
出力されたら、再生ボタンをもう一度押して、停止しましょう。
左の矢印キーを押したことでどのように数値が変化していったのか確認するために、コンソールを拡大してみましょう。
コンソールをクリックしてください。
拡大されたコンソールを見てみると、最初の状態では『0』です。
その後、段々と数値が減少していき、
最終的には『-1』になっています。
このようにして、矢印キーの水平方向の入力を行います。